プロバイダの解約後に個人情報は残る!?

著者:梅本清志

最近では個人情報が何かと問題になっていますね。会社でインターネットを利用される方はもちろんですが、ご自宅でのインターネットの利用においても個人情報が漏れていないか、心配な方も多くいらっしゃるかと思います。

基本的には警察から捜査関係事項照会書が発行された場合などを除いては、プロバイダが利用者の個人情報を第三者に提供することはありえません。

ここで言う個人情報というのは「氏名」や「住所」、「IPアドレス」、「メールアドレス」を指します。サイバー犯罪が起こった時にこれらの情報をもとに犯人を特定するのです。

プロバイダの乗り換えを考えているけど、むやみに契約業者を転々として大丈夫なのでしょうか。解約後の個人情報の取り扱いはどうなっているのか、気になりますよね?解約後にずっとダイレクトメールが届いたのでは大迷惑です。ハッキングされて情報が悪用されるかと心配かもしれませんね。

結論から言うと、「解約後ある程度の期間経過後に削除」されます。法律で特に規定が有るわけではないのでプロバイダーの管理次第ということになります。

ただし、悪用される心配はほとんど無いとみて良いでしょう。個人情報の漏洩は一般企業でも大打撃、ましてや通信業者であるプロバイダにとっては命取りになるからです。現代のような情報社会では個人情報の悪用や漏洩はプロバイダの信用を地に失墜させてしまうことでしょう。

あるプロバイダに問い合わせると「保存期間を定め、保存期間経過後または利用目的達成後に個人情報は遅滞なく削除します。」という答え。何とも言えない内容ですが、これには説明がつきます。

上で述べたようにサイバー犯罪、インターネット上での違法行為があった際に情報開示を求められるので警察などからは数ヶ月は保持するように言われています。

その一方で、通信の秘密やプライバイシーに関わるので長期保存は政府からダメと言われています。また、IPログなどの管理には手間や人件費も掛かってきます。したがって基本的にはある程度の期間を経たら削除する、という流れになるわけです。

参考にしたサイトOCN光の個人情報の取り扱いについて

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プロバイダー乗り換え後の個人情報は残るのかのまとめ

プロバイダー乗り換え後、以前のプロバイダーが保持していた個人情報については、一般的には以下のような状況が考えられます。

個人情報の削除

個人情報保護法に基づき、プロバイダーは、利用者の個人情報を適切に保護し、必要な場合を除き削除する責任があります。そのため、プロバイダー乗り換え後には、以前のプロバイダーが保持していた個人情報が削除されていることが期待されます。

個人情報の引き継ぎ

プロバイダー乗り換え時に、以前のプロバイダーが保持していた個人情報を新しいプロバイダーに引き継ぐ場合もあります。ただし、この場合も個人情報保護法に基づき、適切な情報管理が行われることが求められます。

個人情報の一部が残る可能性

プロバイダー乗り換え後に、以前のプロバイダーが保持していた個人情報の一部が残ってしまうことがあります。たとえば、以前のプロバイダーが提供していたメールアドレスを引き続き利用する場合、一部の個人情報が残る可能性があります。

以上のように、プロバイダー乗り換え後に以前のプロバイダーが保持していた個人情報については、削除されることが期待されますが、完全に削除されることが保証されるわけではありません。

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